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連合設計社市谷建築事務所
生活の木、重永社長主催の異業種交流会「LT会」が、飯田橋の連合設計社市谷建築事務所様であり、僕も参加させていただいた。
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入り口を入ってすぐ左手がこのようなギャラリー空間になっている。

50年以上の社歴を誇る設計事務所は、先代が4人の才能溢れるアーキテクトと共に設立したので連合設計社と命名し、その二代目戎居連太(えびすい れんた)社長は、まだ30代の若さで50周年を迎えた2007年に、この事務所を大胆にリニューアルされた。
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入り口外側にはノブがなく、内側でドアを開けてお迎えする。正面奥はクローク。

3階がデザイン業務を実践するファクトリー、2階は主にギャラリーとレクチャーホールから構成され、その2つの空間を吹き抜けと螺旋階段によって連続させている。
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2階で打ち合わせ中のお客様のもとへ、3階のファクトリーからこの螺旋階段を使って担当建築家が降りてくるという演出。


ホールにはステンレス製のキッチンが置かれ、イベント時の祝祭的な雰囲気の創造にも貢献し、また日常の団欒にも大いに役立つ設備となっている。 ホールに面した4枚の扉は、創業者4者の独創性を個室の4つのレストルームで表現し、それぞれ固有のデザインがなされている。
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この左側に4つのレストルームがある。

吹き抜けは上階の活発な活動の気配が伝わってくる重要なヴォイド空間で、深紅の手すりが特徴的な螺旋階段が、人々のそうした関心をさらにかき立てる装置にもなっている。


シンプルで有機的につながった連続空間のもつ意図、そしてお客様のおもてなしを配慮した動線と演出、スタッフそれぞれが自由に自然体で仕事ができる環境づくりなどについて、戎居社長からお話を伺うことができた。


スタッフを何よりも大切にする社長のお話からは、何十回も「スタッフ」という言葉が聞かれて、その社長の思いが社風として隅々に行き渡っている。


すばらしい会社様であり、感動した。


来月は、これまたリニューアルしたての弊社本社で7月30日に開催させていただくことになったので、LT会のみなさん、大宮までお越し下さいね!!
by Takumi-Yamamoto | 2009-06-06 16:25
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