小川町「霜里農場」
有機農業に取り組んで38年、小川町の金子美登さんの「霜里農場」の勉強会へ大和田順子さんと参加した。
新年早々にもかかわらず50名を越える参加で、関心の高さが伺えた。

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廃校になった小学校の分校での講義。中央が金子さん


超党派の議員立法で2006年に「有機農業推進法」が国会に提出され可決成立、翌2007年に基本方針の骨格ができ、いよいよ予算がついて始動し始めた。金子さん曰く、「今までは異端児扱いだったが、ようやく認められるようになったなあ。」


農業も畜産もまるで製造工場のようなやり方に、多くの矛盾や問題を痛感しておられただけに、やっと!の思いがお有りだろうが研修生の受け入れが盛況すぎて大変だそうだ。

2000年にJAS法による有機農産物認証制度がスタートしたものの、生産者支援や流通支援が全くなかったために、国内の総生産量に占める有機農産物格付数量はわずか0.17%に過ぎず、諸外国から大きく後れを取っているのが現状だ。


市販の化学肥料や農薬は一切使わず、種も自前、エネルギーもほとんど自給。金融危機も景気もまったく関係ないよ!
「自然のエネルギーは、尽きることのないエネルギーの小川だよ(笑)」

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おじいさんの山から切り出した80年生の杉と檜で建てたご自宅。柿渋が塗られていて屋根にはソーラーパネルが。

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蔵の屋根にもソーラーパネルが。井戸水を汲み上げている。

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古いディーゼルのワーゲンはおそば屋さんからもらう廃油で走る。てんぷらの匂いがした!(写真は廃食油の遠心分離機)

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地元のお豆腐屋さんに卸している幻の大豆。行列ができるそうだ。

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田んぼの草取り名人「カモちゃん」。俺のこと母親だと思ってるから食えねんだ!

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薪のウッドボイラーでお風呂と床暖房に。「薪は山にいくらでもあるからタダさ!」

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有機無農薬栽培のハウスイチゴ。害虫のアブラムシ駆除には天敵のナナホシテントウを呼び込む。

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子供同様にかわいがる「ナナちゃん」。額に7のマークでお馴染み!


この他にも、太陽光温水器、バイオガス燃料や廃ガラス温室など、エネルギー自給型有機農業でほんと感動した。筋金入り!


最後に金子さんに僕の考えをお伝えし、今後の展開を話し合った。


小川町は「和紙」の里でもあるので、とても良いご縁ができた!

ありがとうございました!
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by Takumi-Yamamoto | 2009-01-11 18:53
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